2009/08/27

chintaro & shiroaki

いつもお世話になっております。
ビンワンサラリーマンのキャマダヘロノミヤです。

あるお客さんの所に電話をすると
かなりの頻度で、
おばあちゃんが出てくる会社がある。

で、「○○さんをお願いします」と僕が言うと、
返事をして保留にされるのだが
70%の割合で、
そのおばあちゃんは保留じゃなくて、
間違えて切ってしまう。

嗚呼。そんな会社に入社して、
早、9年目突入。




おばあちゃんと言えば、
いまこの家のおばあちゃんは
亡くなるまで
結構ギリまで
家のお店(文房具屋さん)のカウンターに陣取っていた。

子供の頃、
いまこの家に遊びに行くと
いつものようにおばあちゃんが店番をやっていて
僕らはおばあちゃんにいまこを呼んでもらう。

するってぇとおばあちゃんは
「おおい、ちんたろう~!」
といまこを呼ぶんだが、
いまこの名前は
「しんたろう」で、ある。

いまこは
中学生になっても
高校生になっても
おばあちゃんに
「ちんたろう~!」
と呼ばれて
僕らと放課後の自由を満喫しに
遊びに出かけたのだ。



否、おばあちゃんなら、いい。

うちの親戚、当時20代の若者、
小学生の僕を捕まえて、言った。
「しろあき。しろあきのイニシャルは、Sだな」

いくら学校でローマ字を習う前の僕だって、だ。
「おかしい… 
オバケのQ太郎のしょうちゃんは 
Sのイニシャルの帽子をかぶっておる… 
それに、僕はしろあきじゃないど… 
ひろあきど…」

親戚は長野生まれの長野育ちなんだが
家族全員、
江戸っ子でもないのに
「ひ」と「し」が言えないのだ。

その重症ぶりは、家の玄関の、表札にあった。

【重田博】

おじいちゃんの名前に、
ふり仮名がふってあった。

しげたしろし





……覚醒剤なんかなくても
人間はトベるど!!

2 件のコメント:

たかつか さんのコメント...

うちの父の名は「ヒロシ」なんですが、「シロヒ」と名乗ります。江戸っ子じゃないんですが。

トランキルのいきがってるほう さんのコメント...

タカツカさん…
そんな馬鹿な!
シロヒ??